Souci * カレンデュラ ・・・皮膚や粘膜を守り修復してくれる

春から夏の庭

いつも特等席にいる

夏色オレンジのカレンデュラ

いくいつもの花びらを重ねて

それはそれは優雅に風に揺れます

皮膚トラブル粘膜保護力に優れ

大抵のフランスの家庭にある

カレンデュラの軟膏

ハーブティーに浮かぶその花びらは

心の傷口も癒してくれます

 

カレンデュラのプロフィール

科目:キク科

その他の呼び名:ポットマリーゴールド・キンセンカ

使用部位:花

 

安全性クラス :1

適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ

相互作用クラス:A

臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ

(メディカルハーブ安全性ブック第2版)

キク科アレルギーの人は注意

敏感肌の人は注意

作用

  • 皮膚・粘液の修復
  • 消炎作用
  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 抗寄生虫作用
  • 抗遺伝毒性作

適応

  • 口腔の炎症
  • 皮膚炎
  • 創傷
  • 下腿潰瘍
  • 白癬
  • ヘルペス

*カロテノイド

黄斑変性予防、白内障の予防

*フィトステロール

 (タラキサステロール)

抗アレルギー作用、抗酸化作用、抗炎症作用

*フラボノイド

*苦味質

*多糖類

*精油(0.12%以下)

+ 成分

カレンデュラの秘密とエネルギー

Calendulaはラテン語の「月初めの日」を意味し、カレンダーの語源

ヨーロッパでは高価なサンフランの代わりにカレンデュラの花びらは料理の着色に使われる為「貧者のサフラン」と呼ばれ、花が朝咲き夕方に閉じることから「太陽のハーブ」とも呼ばれています。

開花期が1カ月ということもあり、女性の月経周期とも関連付けられ、伝統的に月経不順の薬としても用いられてきました。

守護の力があると信じられていて、カレンデュラで作られた花冠を玄関につるすと悪いエネルギーから守ってくれると言われていました。

古くから薬草として使われていて、外用、内服共に創傷治療の効果があることが実証されている。

太陽のように光を与え、夢も叶うような前向きな気持ちへの手助をしてくれます。

感情を鎮静させ、誰かに守ってもらいたいと思う時、ショック、トラウマ、怒りなどの強い感情をやわらげてくれます。

こんな時に!

火傷、切り傷など皮膚のトラブルを修復してくれます

粘膜保護力により胃腸の粘膜を保護します

ウイルス、寄生虫、ヘルペスなどのウイルス性のトラブルに

精神的に不安定で不安な時、ショック、トラウマ、怒りなどの強い感情をやわらげてくれます。不安からくる頭痛や苛つきを鎮めてくれます。

天然色素のルテインが豊富に含まれているので、白内障予防に効果的

取り入れ方!

乾燥した花びらでハーブティーを

ミツロウとカレンデュラオイルで作られる軟膏はフランスの家庭に一つはある万能の軟膏・クリーム

チンキを希釈して皮膚炎症部分に湿布剤として使用 

花びらを乾燥してをオイルに浸けて、成分をオイルに抽出します

浸出オイルは軟膏やハーブに入れたり、肌を保護する手作り化粧品作りに重宝します

チーズに乗せて

生でサラダ・パンや焼き菓子に練り込んで

スープやピラフに着色に

ハーブティー ブレンド

皮膚の浄化

 +ダンデリオンルート(タンポポの根)

 +ヤロー草

 +ヘラオオバコ

 +バードック根

 +サンシキスミレ

もっと飲みやすく

 +シナモン

 +蜂蜜

 +ラベンダー

 +ミント

カレンデュラの育て方

日当たり、水はけのよい場所

土が乾燥したらしっかり水をあげる

種まき

 春(3〜4月)秋(9〜10月)

苗の植え付け

 4〜5月

開花

 5〜7月

収穫

 6〜7月